マラソン2時間30分切りに重要だったのは何か?
36歳から走り始めて
40歳でフルマラソン2時間30分切り(サブ2.5)を達成することができた
達成する人も少ないし
達成したい人も少ない稀有な体験をできたと思う
達成のために重要だったことの
n=1の個人的な見解を記載したい
書いてる人
40歳 男性
身長175cm, 体重62kg
陸上経験なし
1500m ベスト 4分26秒
5000m ベスト 15分58秒
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距離を踏むこと(500-600km/月, 125-150km/週)
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チームに所属すること(誰かと走る)
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トラックレースに出ること
1ですが
2時間40分で走っていた時と
変えたことといえば距離を踏むことでした
大体月300kmから500-600kmへと倍近くに増やしました
そしてそのほとんどが遅いjogです
ペースにして5:30-7:30/kmくらいです
遅いペースでいいやと思えたのは、
東京オリンピック女子マラソン銅メダリストのモーリー・セイデル(Molly Seidel選手)や
川内優輝選手がEペースより遅くJogしていることを知ったからです。
サブスリーを目指していた時は
ダニエルズの”Eペース以下で走ることは意味ない”
と謎のこだわりを持って
苦しみながらトレーニングをしていました
JogをEペースで継続することの
過酷さは継続したことがある人にはわかっていただけると思います
全然Easyじゃないぞ!!と
これは継続の意味ではマイナスです
遅いjogでも脚の筋肉は鍛えられます
長時間の着地衝撃に耐える脚を作ることがマラソンに生きます
2ですが
メリットしかないです。
仮に2時間半を切っている人がチームにいれば
話も聞けるし、できると思わせてもらえます
いなくても、大体みんな「できる」とか言ってくれて
いい意味で勘違いさせてもらえます
何よりも練習が楽しいし、しかもラクです。
マラソン2時間30分だと
VDOT 66
Easy 4:04-4:29/km です。こんなペース一人でやったらjogではなく苦行です。
LT 3:22/km です。やる前に言い訳2兆個は思いつくレベルです。
Interval 3:06/kmです。 これは引っ張ってもらってもできたことないです。
以上のターゲットタイムはチームで誰かと走ることで可能となります。(一部不可能)
3ですが
自分よりも速い人がゴロゴロいる。それが陸上トラックレースです。
フルマラソンで2時間半になると地方の大会では入賞レベルになり
結構速い方になります。
ところがどっこいトラックレースに出場すると
1500m や5000mでは自分より速い人だらけになります
私は400mとか800mは走ったことはないですが
その距離だとさらに速い人だらけです
こういう方々との出会いが
「あんな風に走りたい」とか「自分にも出来るかも」と思わせてくれます
トラックレースへの参加は陸上連盟(陸連)の登録とか
スパイクの購入とか
陸上経験のない市民ランナーにはハードルが高いのですが
そこを乗り越えると楽しい世界と成長
そしておまけにスパイクシューズ沼が待っています(笑)
以上マラソン2時間30分切りで重要だったことでした。
ではまた。