走るブログ

30代 男性 市民ランナー 走る楽しさを伝える

ニューヨークシティマラソン 2022 参戦記2

ニューヨークシティマラソンは橋を渡る時の

アップダウンと

街中を走行するときも小さなアップダウンがそれなりにあり

記録を狙うレースとしては適さないと思う

 

https://prodsitecore.blob.core.windows.net/nyrrsitecoreblob/nyrr/pdf/race-course-maps/2022/september-to-december/tcsnycm22_map_course_082322.pdf

 

https://prodsitecore.blob.core.windows.net/nyrrsitecoreblob/nyrr/pdf/media-guide-pdfs/tcsnycm18_elevationprofile.pdf

 

観客の盛り上げは凄まじいものがあり

橋を渡ると以外は大声援を浴びながら走行できる

 

特に圧巻なのが16マイル地点の

橋を渡って1st アベニューに入ったところと

 22マイルあたりのセントラルパークへ突入するところである

 

観客が多すぎて、声援もすごいので

自分のために応援してくれているような錯覚を味わえるはずである

 

コースの難所は

最初の橋 ベラザノナローブリッジ 1-2マイル 登って下る

1−2マイル 下り坂

8−8.5マイル 上り坂

クイーンズボロブリッジ  15-16マイル 登って下る

セントラルパーク 23-24マイル 長めの上り坂

24-26.2マイル セントラルパーク内で2回登る

 

といったところで

最もきつかったのが

23マイルの長いのぼり

 

次点がクイーンズボロ 15マイルの上りである

 

どちらも乗り越えた後にも

難所が控えているので

無理せずテンポ良く刻むことをお薦めする

ニューヨークシティマラソン 2022 参戦記1

ワールドマラソンメジャーズの一つ

ニューヨークシティマラソンに参加

 

特徴

 

改善されると嬉しい点

当日荷物受け取りがなし

・待ち時間がめちゃくちゃ長い

・スタートが混雑する

 

とても素敵な点

盛り上がり方がすごい

・ニューヨークという街が素敵すぎる

 

ニューヨークシティマラソン

例年11月の頭に開催される

World Marathon Majors 世界マラソン6大大会の一つである

 

規模は中でも最大で5万5000人の参加者が

大都会ニューヨークを駆け抜ける

贅沢なマラソン大会である

 

ニューヨークシティマラソン

スタテンアイランドでスタートし

マンハッタンのセントラルパークをゴールとする

ワンウェイコースである

 

スタート地点での荷物預かりはなく

ゴール後に手にしておきたいものがあれば

前日か前々日に荷物を預けなければならない

(着替え、防寒具など)

 

同日は防寒具を着込んで

スタートエリアに持ち込み許可されている

透明なバッグに

スタート待ち時間のための

軽食や飲み物を持ち込むことだけが許可される

 

 

スマホを持ちながら走ることに

抵抗がない人であれば

大した問題ではないだろうが

 

私はそれは嫌なので

ホテルにスマホを置いてきた

 

スタート地点へ持って行ったのは

防寒具(スタート地点で寄附箱へ入れる)

ジェル、水

ホテルのカードキー、地下鉄のカードであり

 

ホテルのカードキーと地下鉄のカードは

タイツのポケットに入れて走った

 

久しぶりに自分で地図や

地下鉄の移動の路線や時間などをメモして

ホテルからフェリー乗り場へ移動したのだが

とても不安だった

 

地下鉄に乗り合わせたランナーたちも

間違えてないか不安だったようで

お互いに確認しながらフェリー乗り場へ辿り着いた

 

ちなみにスタート地点への移動手段は

エントリー確定後の大会数ヶ月前に

「3ヶ所から選んでね」と連絡が来る

 

1:Staten Island Ferry

https://goo.gl/maps/2orYfNNzjkCxB2xA8

 

2:Midtown Manhattan Bus

https://goo.gl/maps/Xkx3N2CpgZ6auMmz8

 

3:New Jersey Bus

https://goo.gl/maps/kGbfFxoWHiaHhnx29

 

私は1を利用した

場所はWhitehall terminalである

フェリーは5時半の予定だったが

5時10分くらいに出発した

 

フェリーの利点は

フェリーの待ち時間が屋内であること

フェリーはめちゃくちゃ空いていることである

 

フェリー到着後にバスに乗り換えて

選手村 Athlete villageを目指す

 

アスリートビレッジは

スタートブロックごとに色分けされている

(ブルー Blue, オレンジ Orange, グリーン Green)

 

各々自分のゼッケンの色に合わせて

選手村に入り後はスタートまで

ひたすら待つことになる

 

到着したのが大体6時くらい

コーラルのゲートが開いたのが8時くらい

スタートが9時10分過ぎなので

 

スタートエリアで3時間過ごすこととなる

2022年は18℃前後と例年とは違い温暖な気候だったが

例年は非常に冷え込むので

ここを生きて乗り切るために

過剰と言える防寒着の準備が必要だろう

 

選手村では

水、コーヒーや紅茶が配られている

持参した食料品と合わせて楽しむことが可能

 

またダンキンドーナツがオリジナルのフリースキャップを配っている

デザインがとても可愛いのだが

被って走るのは嫌なので

もらってそのまま寄付箱に直行した

 

カメラも持ち込んでいないし

なんのためのプロモーションなのか不思議に感じた。

 

スタートコーラルは

アメリカでは珍しく非常に混雑する

 

先頭のWave1のコーラルAであったが

3時間10分のペーサーもおり

2時間45分よりも速い走力の方であれば

 

コーラルのゲートが開いてから

本当のスタートゲートまで

しっかりと場所取りをお薦めする

 

私は油断して

スタートより50mほど後方からスタートしたのだが

凄まじい混雑と

前方の走者とのスピードの違いがありすぎて

追い抜くのは非常に大変だった

 

これはシカゴマラソンがスムーズで

2時間半より速いランナーにも配慮されている点と比較すると

改善してほしいと感じた

 

ついにレーススタート

最初から難所のベラザノナローブリッジである

2022 全トラックレース終了

2022シーズンの全トラックレース終了

 

2022/7/8 5000m  16:41

2022/8/12 5000m 15:54  PR!

 

2022/8/18  1mile 4:55.76 PR!!

 

トラックレースはメインターゲットにしないで参加

まさに練習の一貫

 

結果は5000mと1mileのいずれもPRを更新

スピードもスピード持久力も底上げされていることを実感

 

成功の要因の仮説を記載する

 

1: 距離を踏む

2: 練習シューズを履き分ける

 

1はジャンクマイラーかつ

万年ダイエッターの私としてはいつも通り

 

2であるが

今までは常にjogシューズで

Jogもポイント練もこなしていた

 

その理由は本番まで

カーボンシューズを温存することで

練習でタイムがイマイチでも

靴のせいにしていちいち落ち込まないで済むことである

 

くだらない理由のようだが

モチベーション維持のためには

なかなか効果的であった。

 

しかし友人から

川内優輝選手が練習でシューズを履き分けて

ポイント練ではカーボンシューズを使用している

と聞いて真似してみることにした。

 

効果としては

スピードが上がること

下腿の筋肉の使用量が減り

股関節周囲の筋肉の使用量が増えること

が体感できる

 

具体的には

腸腰筋大臀筋がより動員されるため

練習後に股関節周囲の筋肉の筋肉痛が発生するのである

 

これは走りのフォームが

より大きくなっていることを意味するため

ランニングエコノミーの改善につながる気がする

 

 

上記の2つの理由が

年齢に抗いながら

ベストを更新できている理由ではないかと考察する

 

ちょうど良いので

ヴェイパーの4%とnext%は

練習用シューズに格下げしてどんどん使っていこうと思う

 

AfterShockz Aeropexのレビュー

骨伝導イヤホン

AfterShockzのAeropexを2年間以上使用したのでそれレビュー

私は主にiphone 11Proと接続して使用しました

 

結論:高価だが、超オススメ

利点

  1. 音楽やYoutubeを聴きながら安全にランニングができる
  2. ずれない
  3. マイクもついてるから電話やZoomにも使える
  4. 風呂で使っても大丈夫(防水防塵性能IP67)
  5. 電池の持ちが良い(8時間)
  6. i phoneやi padとの接続・切り替えもスムーズ
  7. 2年間の補償付きのため故障も安心

 

欠点

  1. 寝転がりながら使用しづらい
  2. 高価
  3. 壊れやすい(2年間で2回壊れた)

 

耳を塞がないイヤホンなので

音量を調節すれば、外の音は余裕で聞こえます

おうちで使ってて家族からの声かけに対応できたりもして

非常に便利です

 

本体には再生・停止ボタンと音量+・ーボタンがついてるので

走りながらすぐにそれらを変更できるのも良いです

 

逆に外の音が気になる場合は

付属の耳栓を併用する必要があります(ランニング中は危ないので非推奨)

 

防水もバッチリで私は風呂で使用しても全く問題ありませんでした

 

つけ心地も非常に良く

つけていることを忘れることもあります

走っていても全然ずれません

 

Bluetooth接続もスムーズで

なかなか繋がらないストレスもありません

 

正直値段が高価なことを除けば

毎日走る人にはめちゃくちゃおすすめです

 

欠点は

寝転がりながら使用しづらい(できない)こと

これは軽量なワイヤーが後方にあるため

仰向けに寝ると押しつぶされてしまうためです

 

あとは原因不明ですが2度故障しました

アフターサービスの対応は非常によく

郵送するだけで新品と交換してもらえました

これは2年間補償中は2回ともすぐに対応してくれて

非常にありがたかったです

 

しかし保証期間後は修理対応はないため

買い直しするしかありません

 

実際私は2年経過後に3度目の故障があり

そのまま使用不能になりました

 

現在のモデルは故障しづらくなっているのかもしれませんが

2年経過後は壊れたら買い直しになるかもと心得ておいた方が

いいかもしれないです

結論:高価だが、超オススメ

 

おっさんはフルマラソン2時間20分切りを目指すのか?

結論から言うとフルマラソン2時間20分切りを目指します

断固たる決意ってほどでもないですが

 

 

目指さないことには達成できる気がしないので

目指して練習することにします

 

思えばサブスリーは完全に目指して達成しました

サブエガと2時間40分切りは特に意識せずに達成しました

この辺りは不思議ですが特に壁を感じなかった

 

2時間半切りはなぜか達成できる気がしていて

それを目指して練習しました

ただし達成した時も

 

VDOTに準じた練習での設定タイムはクリアできていません

 

VDOT calculatorによると

runsmartproject.com

 

フルマラソン 2時間28分のトレーニングタイムは

 

LTで 3:20/km

インターバルで 3:04/km

 

であり。

私にとって練習ではせいぜい800m1本

走れるかどうかくらいの

スピードです。

しかし達成できました。

 

等価タイムは

ハーフで70分

10kmで32分

5kmで15分25秒

1500mで4分8秒

 

根拠はないですがこの中だと5000mと1500mはイメージが湧きます

おそらく自分はCVペースあたりの持続力が課題なのかなと

 

2時間20分には

3:19/kmペースが必要

 

等価タイムは

ハーフで66分

10km 30分17秒

5000m 14分34秒

1500m 3分54秒

 

 

いずれも恐ろしいほどイメージが湧きませんが

積み重ねていこうと思います

 

まずはjog後の坂道ダッシュを取り入れます。

マラソン2時間30分切りに重要だったのは何か?

36歳から走り始めて

40歳でフルマラソン2時間30分切り(サブ2.5)を達成することができた

 

達成する人も少ないし

達成したい人も少ない稀有な体験をできたと思う

 

達成のために重要だったことの

n=1の個人的な見解を記載したい

 

書いてる人

40歳 男性

身長175cm, 体重62kg

陸上経験なし

1500m ベスト 4分26秒

5000m ベスト 15分58秒

 

 

  1. 距離を踏むこと(500-600km/月, 125-150km/週)

  2. チームに所属すること(誰かと走る)

  3. トラックレースに出ること

 

1ですが

2時間40分で走っていた時と

変えたことといえば距離を踏むことでした

大体月300kmから500-600kmへと倍近くに増やしました

そしてそのほとんどが遅いjogです

ペースにして5:30-7:30/kmくらいです

 

遅いペースでいいやと思えたのは、

東京オリンピック女子マラソン銅メダリストのモーリー・セイデル(Molly Seidel選手)や

川内優輝選手がEペースより遅くJogしていることを知ったからです。

 

サブスリーを目指していた時は

ダニエルズの”Eペース以下で走ることは意味ない”

と謎のこだわりを持って

苦しみながらトレーニングをしていました

 

JogをEペースで継続することの

過酷さは継続したことがある人にはわかっていただけると思います

 

全然Easyじゃないぞ!!と

これは継続の意味ではマイナスです

 

遅いjogでも脚の筋肉は鍛えられます

長時間の着地衝撃に耐える脚を作ることがマラソンに生きます

 

2ですが

メリットしかないです。

仮に2時間半を切っている人がチームにいれば

話も聞けるし、できると思わせてもらえます

いなくても、大体みんな「できる」とか言ってくれて

いい意味で勘違いさせてもらえます

 

何よりも練習が楽しいし、しかもラクです。

 

ラソン2時間30分だと

VDOT 66

Easy 4:04-4:29/km です。こんなペース一人でやったらjogではなく苦行です。

LT 3:22/km です。やる前に言い訳2兆個は思いつくレベルです。

Interval 3:06/kmです。 これは引っ張ってもらってもできたことないです。

 

以上のターゲットタイムはチームで誰かと走ることで可能となります。(一部不可能)

 

3ですが

自分よりも速い人がゴロゴロいる。それが陸上トラックレースです。

フルマラソンで2時間半になると地方の大会では入賞レベルになり

結構速い方になります。

 

ところがどっこいトラックレースに出場すると

1500m や5000mでは自分より速い人だらけになります

私は400mとか800mは走ったことはないですが

その距離だとさらに速い人だらけです

 

こういう方々との出会いが

「あんな風に走りたい」とか「自分にも出来るかも」と思わせてくれます

 

トラックレースへの参加は陸上連盟(陸連)の登録とか

スパイクの購入とか

陸上経験のない市民ランナーにはハードルが高いのですが

そこを乗り越えると楽しい世界と成長

そしておまけにスパイクシューズ沼が待っています(笑)

 

 

以上マラソン2時間30分切りで重要だったことでした。

 

ではまた。

 

ボストンマラソン 2022参戦記

第126回 ボストンマラソン 2022年 に出走

 

2021年にも参加したのだが

大きく変更になった点は

 

4月の第4週月曜日に戻った(ボストンでは祝日・イースターマンデー)

・Covid 19のワクチン接種と証明の提出が必須となった

・ウェルズレイ大学の女学生のキスミーハグミーも容認された(女学生のキスやハグの応援)

・応援の自粛アナウンスもなし

定員が3万人になった(2021年は2万人)

・標準タイムの足切りがなかった(2021年は9215人が足切り

・2日前に開催されるB.A.A 5K(5Kレース)も復活した

スタート時間が朝10時に戻った

 

アフターコロナのニューノーマルでしょうか

ワクチン接種なしでは参加できなくなり

その他の制限は無くなりました。(移動のバスはマスク着用)

 

参加者が1万人増えたことと

沿道の応援に自粛のアナウンスが無くなったことで

盛り上がり方が2021年ボストンマラソンとは比較にならないほどの盛り上がりでした

 

ボストンマラソン

スタートがホプキントンというボストンから離れた街で

ゴールがボストン市内を目指すというワンウェイコースなので

 

選手はボストンコモンから

割り当てられたスクールバスに乗車して

スタート地点を目指します

朝早くからバスに乗車する

 

 

 

バスの乗車前に荷物を預ける(ドロップオフ)することが可能ですが

スタート地点へ持っていったものは

捨てる(寄付する)あるいは装備して走って帰ってこなければなりません

バス乗車前に荷物を預ける必要がある(ドロップオフ)



 

 

バスの乗車時刻はウェーブスタートの順番によりますが

朝6時45分頃から

到着後スタートまでの待機時間も1−2時間あるため

防寒のために捨ててもよい衣服を着込んでバスに乗り込む必要があります

 

スタート地点到着後も待ち時間がある

 

天気次第ですが4月のボストンは氷点下になることもあり

今回のレース当日も最低気温は4℃でした

 

今回もエイドにはスポンサーのモルテンが

モルテンジェルを提供しています

ということで私はモルテンジェルを1つだけ装備して

あとはエイドのモルテンジェルを使用して走り切りました

お得な気分です

 

コースは下り基調だけど終始アップダウンを含む難解なコース

16マイル以降のハートブレイクヒルを含む上り坂4連発は

確実にランナーの脚にダメージを刻み込みます

 

アップダウンがかなりある

私は今年もアディダス アディオスプロ2を相棒として出走

ベストを更新することができました

相性のいい大会ということで

また走りたいなあ