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「強者の流儀」 を読んでみた レビュー

「強者の流儀」を読みました。

 

著者は、総合格闘家で大人気のYoutuberでもある

朝倉未来さんです。

 

この本を読んで、心に残ったことの中で

特に印象的だったものを3つ紹介します 。

 

 

  1. 「攻撃してくる人がいれば、先に謝ってしまう。」

  2. 「臆病に考える」

  3. 「友達とはとても大切で信頼できる生きがいのような存在である」

 

①「攻撃してくる人がいれば、先に謝ってしまう。」

朝倉選手は、総合格闘技の第1線で活躍する選手で

相当な鍛錬を積んでいるため、めちゃくちゃ強いです。

 

今や有名人で、その強さは多くの人に知れ渡るところですので

喧嘩を売ってくるような人や絡んでくる人はいないわけですが

 

仮に何か自分に対して攻撃をしてくる人がいた場合

朝倉選手は現在の立場であれば

最初に謝ってしまって

「いったい何が悪かったんですか?」と問尋ねる

と述べています。

 

その理由として、

自分が気づかずに迷惑をかけている可能性を想定する

それで相手の気が済むのであれば、争う必要がない

と述べています。

 

仕事などで、頭ごなしに否定されたり

日常で攻撃的な人に遭遇したりした場合は

つい感情的になってしまいそうになりますが

朝倉選手のような、余裕を持った思考を常にできるようにしたいものです。

 

②「臆病に考える」

対戦相手を過大評価して、徹底的に研究して

相手よりも自分の方が強いと思うのは試合直前か、直後位がちょうどいいと

試合に臨む準備の大切さを述べています。

本当の敵は、対戦相手ではなく慢心や油断を誘う自分自身

一番厳しい敵は、自分自身の意志の弱さ

それを乗り越えて目標を達成する工夫として、

やり遂げたいことを周りに公言するようにしているそうです。

ビックマウスと言われても、タイトルマッチを要求するなどですね。

 

私もTOEIC 900点とる

フルマラソン2時間30分切る

など公言して、そしてその難しさを過大評価して徹底的に研究して臨んで

気付いたら達成している。

 

そんなふうにありたいものです。

 

 

③「友達とはとても大切で信頼できる生きがいのような存在である」

多くのビジネス書で、自己の成長やビジネスの成功において

馴れ合いの友人関係不要論が書かれていますが

朝倉さんも、それらと同様に生きていくだけなら友達は不要だし、依存もしないとしながら

その上で10代の頃から付き合いのあるような、

親友は狙って作れるものではないし、

その付き合いの期間も大切だと言っています。

 

そして格闘技に真摯に打ち込んで、友人関係を広げたりはしてこなかったことに

後悔は一切ないけれど、

その期間にももしかしたら友達になれた人がいたかもしれないので

今後は友人を増やしてみるのも良いと思っていると述べています。

 

仕事や勉強に打ち込みすぎると

付き合いが減ったり、友人関係を広げることに億劫になったりしますが

どんな出会いが今後自分の人生にどんな影響を与えるかは未知ですので

あまり閉じこもりすぎるのも良くないかなと思いました。

 

努力の大切さ

準備の大切さ

夢への挑戦

休むことの大切さ

朝倉選手の恋愛観など

その他も面白い記載がいっぱいで

朝倉選手の強さの秘密が学べる非常に面白い1冊でした。