走るブログ

30代 男性 市民ランナー 走る楽しさを伝える

サブスリー達成のためにやらなければ良かったこと

サブスリー達成のためにやらなければ良かったことです

 

やらなければ良かったこと

糖質制限

・餅をたくさん食べてレースに臨む

・補給食を大量に持ってレースに臨む

 

以下理由を記載します。

 

糖質制限

ちょうど糖質制限がブームの時で

60kg以下への減量を目指し、かなり厳しい糖質制限をしてしまいました。

結果として肝機能障害を起こしてしまい

今でも健康診断で酵素は異常値を示しています。

 

偏った食事がいいわけがないなと

とても反省しています。

糖質制限ダメ絶対

(糖尿病など治療として必要な人は除く)

 

ちなみに長距離選手にケトジェニックがいいかもと思ったのはこの論文

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

ハイレベルのウルトラマラソンランナーとトライアスリート20名を

高糖質食((%) P:F:C = 14:25:59)と

低糖質食((%) P:F:C = 19:70:10)に分けて

平均20ヶ月間摂取してもらって

VO2maxテストと64%VO2maxのランニングをして

採血を調べたところ

脂肪酸の値が高く

筋グリコーゲンの減少には差がなかった。

 

解釈としては低糖質食は

パフォーマンスが向上するかはわからないが

エネルギーとして脂肪酸を利用する能力が高まる可能性を示唆。

 

10%の低糖質食はかなり偏った食事になります

私自身は肝機能障害を起こしてしまいました。

 

その報告がされているのがこちらの論文です。

www.ncbi.nlm.nih.gov

糖質制限食は、肥満患者、脂肪肝患者の

内臓脂肪を減らす効果が報告されているし

肥満、てんかんの患者さんへの治療としては確立されている

 

一方マウスの実験で

非アルコール性脂肪肝の誘発

酵素の上昇

耐糖能異常(糖尿病を発症する病態)を

引き起こす結果の報告があるよ。

 

あとこの論文

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

57歳の女性摂食障害患者が

高脂血症、肝酵素上昇、脂肪肝になったよ。

原因としては、以下のような高度の糖質制限治療食が考えられたよ。

 

卵、チーズ、バター、

オイル、ナッツ類、葉物の緑の野菜、牛乳(アーモンドとココナッツ)

糖質制限している人にはお馴染みですね。)

 

糖質制限食を中止して

1年以内に高脂血症、肝酵素上昇は改善したよ

 

糖質制限食で肝機能障害、脂質異常、脂肪肝が起きるから

治療として用いる際もしっかりモニタリングしようね

と書いてあります。

 

肥満やてんかん、糖尿病の治療として

糖質制限を用いた食事療法は有効だと報告されているし

実臨床でも活用されていますが

 

素人が独断で評価なしに

長期間の糖質制限をやるのは

百害あった一利なしでしょう

 

やめましょう。

バランスの良い食事

糖質50−60%、タンパク質30%、脂質10−20%で

良質なものを摂取しましょう。

 

 

・餅をたくさん食べてレースに臨む

・補給食を大量に持ってレースに臨む

ウルトラマラソンランナーの岩本能史さんの以下の本を参照にしました。

型破り マラソン攻略法 必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書) 

非常識マラソンメソッド ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヵ月で3時間13分! (SB新書)

 

エネルギー枯渇を避けるために

上記著書で推奨されているように

ラソンレース前に

餅を7個食べて、補給ジェルを5本持って走りました。

 

 

しかしこの沢山食べてから、レースに臨んで

レース中も大量に、補給するスタイルはわたしには合いませんでした。

腹パンパンだったし、補給ジェルが重かったです。

 

この辺りはぶっつけ本番でなく

距離走などでレース前の食事や補給のパターンを

何度かトライして

自分に合うかを試しておいたほうがいいかもしれません。

 

ちなみにこの補給がわたしには合わなかっただけで

 

岩本能史さんのこちらの本は読みやすく、

非常ためになる内容で何度も読み直しています。

科学的というよりは、経験的な指導ですが良書です。

 

あくまで私が大量に食べて

レースに臨むのが合わなかった。