ダニエルズのランニング・フォーミュラ インターバルトレーニング(Iペース)
みなさんこんにちは
ランしてますか?
ダニエルズのランニング・フォーミュラの
練習強度
インターバルトレーニング( Iペース,Interval)について
まとめてみたいと思います
Iペースランニング
強度
- 100%VO2max(100%HRmax)のスピード
効果
- VO2maxの向上
VO2maxで連続して運動できる時間は11分間のみ
完全に休息してからVO2maxに達するまで90〜120秒かかる
VO2maxペース(vVO2max)よりも速く走っても、
練習の目的を上回る効果は得られない
練習の目的はVO2max強度で運動することであり
適正ペースより遅くなると目的を果たせない
苦しんで走ることが目的ではない
Iペーストレーニングは2-5分の疾走(Hard:H)と
短い休息を組み合わせたものを4〜10セット
行う必要がある。
例1) (Hard 4分・ジョグ3分) x 2, (H3分・ジョグ2分) x 4
例2) (Hard 4分・ジョグ3分) x 1, (H3分・ジョグ2分) x 2, (Hard 2分・ジョグ1分) x 3, (H1分・ジョグ30秒) x 4
例3) Iペース 1km・ジョグ3分 x 6セット
科学的に解明されている
マラソンの記録に関わる因子は3つ
- 最大酸素摂取量(VO2max)
- 乳酸性作業域値 (Lactate Threshold (LT) )
- ランニングエコノミー (走の経済性)
そのVO2maxを向上させるのに不可欠なトレーニングです。
VO2maxはマラソンの記録と強い相関を示します。
参照:
42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」 (角川oneテーマ21)
マラソンが速い人は、VO2maxが大きい
つまり全身に酸素を取り込む能力が高いのです。
非常に辛い練習で
やる前は覚悟が必要です。
しかもVO2maxに到達するスピードで走れなければ
VO2maxで運動していた時間は0となり
辛いだけで意味がなかったということになります
こんなに辛いのにそこまで
厳しいとやめてしまいそうなので
僕自身はインターバルペースでの距離走よりも
Hardを時間走数セット行う
あるいは坂道ダッシュを行うことで代替します。
ラップタイムを計らないので
調子が悪い際に理論上意味がなかったと思わずに済むからです
その方が継続のためには精神的に楽ですね。